カタログ(後期)
・後期型のカタログです。前期型に比べると、特別仕様車の数が多いですね。
1. REGULAR
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01 後期型カタログ(簡易版) 簡易版カタログ。使われている写真は通常版と変わりませんが、表紙右下に後期型のキャッチコピー”あたたかな魂。”の文字が入ります。 (91年8月発行) |
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02 後期型カタログ 後期型最初の本カタログ。表紙を飾るのは後期型イメージキャラクターの4ドアGTS25 TypeX・G。撮影車両のヘッドライトは構造&意匠変更を受けたプロジェクターヘッドランプではなく、ハロゲンヘッドランプです。 (91年8月発行) |
↑見開きのページには、メーカーオプションとディーラーオプションのパーツが紹介されています。(OPT装着車は4ドア GTS TypeS(#TH1)。) |
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03 後期型カタログ 後期カタログ最初の改版。オーテックバージョンが追加されました。通常モデルの設定ボディカラーは、まだ変更されていません。 (92年4月発行) |
![]() ↑見開きのページで、オーテックバージョンが紹介されています。 |
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04 後期型カタログ 改版2回目。スカイライン生誕35周年記念車GTE TypeX・Vが追加されました。メーカーオプションで、SFC(スーパーファインコーティング)が選択できるようになりました。(※#DH3はSFCが標準。) (92年11月発行) |
![]() ↑GTE TypeX・V専用色:#DH3追加。R32スカイラインのカラーバリエーションが最も豊富だったのが、この時期です。 |
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05 後期型カタログ 改版3回目。表紙から”TypeX・V誕生”の文字が無くなりました。設定ボディカラーに変更があり、#KJ1 サンドベージュ(PM)、#DH0 ダークグリーン(M)が廃止になりました。また、内装色もベージュが廃止となり、オフブラックのみになりました。 (93年2月発行) |
![]() ↑オーテックバージョンはまだ受注しています。ただでさえ稀少なオーテックバージョンですが、平成5年式となると、相当レアですね。 |
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06 後期型カタログ R32スカイライン最後の本カタログ。R33へのモデルチェンジを控えたこの時期は、ボディカラーの設定が少ない(6色:#326、#KL0、#KH2、#732、#AH3、#DH3)だけでなく、注文可能なグレード数も限られていた(5グレードのみ)模様です。 (93年5月発行) |
![]() ↑オーテックバージョンの受注終了。#TH1の廃止に伴い、OPT装着車のボディカラーも#732に変更されています。芸が細かい! |
2. SPECIAL EDITION
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01 GTS V selectionⅡ '90年のカルソニック号に続き、'91年はリーボック号が全日本ツーリングカー選手権のシリーズチャンピオンを獲得。これを記念して、全国限定1,500台でGTS VセレクションⅡが発売されました。Vセレクションのカタログではカルソニック号は登場していませんが。VセレクションⅡではカタログ表紙にリーボック号が登場しています。 (92年1月発行) |
<introduction> 「漆黒のボディカラーに、このクルマ誕生の意味が込められている。チャンピオン・ロードを駆け抜けるのは、またしてもスカイライン。」 洗練された走りを生み出す2000ツインカム24Vエンジン。サスペンションシステムの最高峰に位置する4輪マルチリンクサスペンション。すべてが高質な走りのために、絶妙のトータルバランスで調律されている。従来と比べ、スリキズやシミが付きにくい新開発ハードクリアコート塗装を施したブラックパールメタリックボディの艶やかな輝き。本革巻スポーツタイプステアリングのダイレクトな操舵感覚。CDプレーヤーのクリアなサウンドも、スポーツドライビングの醍醐味を一段と高めてくれる。 |
↑Vセレクションでは前期基準車(非GT-R)に設定の無かった#KH2ガンメタを採用。特別仕様車であることが一目でわかりましたが、VセレクションⅡの外観はカタログモデルと違い無し。せめて専用ステッカーくらいは欲しいですね。 |
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02 オーテックバージョン オーテックバージョン。ターボ無しのRB26エンジンや#JK0のボディカラーが注目されますが、4ドアで唯一エクセーヌ+ダブルラッセルのシート地を採用するなど、内装にも特別な装備が奢られています。 (92年4月発行) |
<introduction> 「GTの血統を色濃く注入したこのスカイラインを、多くのファンが、こう呼ぶことだろう。オーテック・スカイライン。」 GTカーとしてのセダンにこだわるファンのために。スポーツカーを卒業したと自負できる大人たちのために。いまオーテックジャパンから1台のスカイラインがリリースされる。修練を重ねた技術者の魂、品質を見極める厳しい目と感触を確かめる手の温もり。オーナーの元へ届く日まで限りない愛情を込めてハンドメイドで組み上げてきた。だからこそ、マスプロダクトでは得られない手作りの妙味が伝わってくる。「オーナーとなる方のために、1台1台大切に仕上げていきたかった。」 |
クラフトマンの良心が語らせる一言だろう。長距離ドライブでもストレスを感じさせない豊かな性能。期待に応える高い安全性。そしてレースの洗礼を受けたメカニズムの惜しみない投入。このスカイラインが具現化したものは、まさにGTカーの本質である。 |
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03 4,000万台記念車 日産自動車乗用車生産累計4,000万台突破記念車 GTS25 SV、GTS SV、GTE SVのカタログ。4,000万台記念車は、スカイライン以外の車種にも設定されていました。4,000マンっていうキャラクターを覚えていますか? (92年5月発行) |
<introduction> 「GTS25 SV&GTE SV新登場。ぜいたくなスポーツです。」 走る楽しさを、さらにぜいたくに深めました。 |
<introduction> 「GTS SV新登場。気持ちのよいスポーツです。」 その存在を鮮やかに印象づけるシャープなリヤスポイラーとゴールドGTバッジ。ドライビングの醍醐味をダイレクトに伝える本革巻スポーツタイプステアリング。CDプレーヤーから流れるクリアなサウンドに包まれて、どこまでも気持ちのよい走りを、お楽しみください。スポーツを満喫したいあなたに、ぜひお乗りいただきたい一台。日産生産累計4000万台突破を記念した特別のスカイラインです。 |
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04 日産創立60周年記念車”その1” 日産自動車創立60周年特別記念車”その1”のカタログ。60th”その1”は、'93年1/6~3/31までの期間限定販売。TypeMが特別仕様車になったのは、60th”その1”のみです(※地域限定車除く。TypeMRはメーカーではなく販売会社リリース)。このカタログにはエンジンの写真が載っていますが、『RB20DETエンジン』と書いてあるのに写真はRB20DEだったりします。誤記訂正されたカタログが存在するかどうかは不明です。 (93年1月発行) |
<introduction> 「日産創立60周年感謝の気持ちを、このスカイラインに乗せてお届けします。」 60周年感謝の気持ちをこめて、スカイラインはスポーツ度をいちだんと磨きました。スポーティサポートシート(エクセーヌ+ダブルラッセル地)は乗る方をしなやかにホールド。さらに、リヤスポイラー(LED式ハイマウントストップランプ付)やCDプレーヤーなど充実の装備が、走りのシーンを新しい刺激で満たします。 |
<introduction> 「60周年ありがとうの気持ちと一緒に、スポーツの楽しさをお伝えします。」 60周年感謝の気持ちとともに、スカイラインは高質なスポーツをお届けします。ホールドに優れたスポーティサポートシート(エクセーヌ+ダブルラッセル地)をはじめ、フォルムをシャープに仕立てるリヤスポイラー(LED式ハイマウントストップランプ付)。 |
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05 日産創立60周年記念車”その2” 日産自動車創立60周年特別記念車”その2”のカタログ。60th”その2”は、台数限定(3,000台)&期間限定('93年5/11~7/31)での販売でした。GTE Vセレ60thにはモケットシート(と言っても4,000万台記念車と同じ)、GTS Vセレ60thでは通常モデルのGTS TypeJ(非ハイキャス車)には設定が無い本革巻き3本スポークステアリング(こちらもVセレⅡ、4,000万台記念車、60th”その1”と同じ)が装備されますが、60th”その2”だけに装備されるものは何一つ無く、特別仕様車だけど特別感が薄い車両でした。 (93年5月発行) |
<introduction> 「日産創立60周年感謝の気持ちを、このスカイラインに乗せてお届けします。」 |
好評のスカイライン・4ドアスポーツセダンをスポーティに磨きあげた60周年特別記念車です。乗る人をしなやかにホールドするモケットシート。15インチアルミロードホイールと組み合わされる205/60R15タイヤ。乗るたびに、走るたびにスペックを超えて伝わるものがある。スカイラインGTE Vセレクション 60thアニバーサリーです。 |
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<introduction> 「ありがとうの気持ちを、スポーツマインドに込めたスカイラインです。」
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![]() スカイラインGTS Vセレクション60thアニバーサリー。走る歓びを高次元でバランスさせたスカイライン・2ドアスポーツクーペを、 |
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06 IMPUL R32-R 200台限定で発売されたIMPUL R32Rのカタログ。R31~R33まで3代に渡って発売されたR3*Rシリーズ。もしR34-Rがリリースされていたら、どんなクルマになっていたでしょう? (カタログに発行年月記載無し) |
<introduction> ホシノ・マジック。 レーサー星野一義の研ぎ澄まされた感性が、この一台の4ドア・スポーツに息づいている。それはスポーツドライビングを究めた者だけが、創り出せる感動。スカイラインGTS-t TypeMをベースにした「IMPUL R32-R」。美しいフォルムの中に、激しさを秘めた野性的な走り。まさにホシノ・マジックと |
↑腕組みする星野さんがカッコイイ!星野さんがR32系カタログに登場するのは、前期Vセレクションに引き続き2回目です。カタログ撮影車両のメーターは29,288kmを示しています。
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07 R32スポーツリミテッド 日産中古車の商品化車、R32スポーツリミテッドのカタログ。IMPUL R32-Rに採用されたフロントグリル、エアロフォルムバンパー、リヤスポイラー、GT-R用アルミボンネットを特別装備。フロントのSマーク、リヤのNISSAN、SKYLINE、グレードのエンブレムはすべて取り外され、ちょい悪のイメージを演出しています。 (カタログに発行年月記載無し) |
<introduction> スポーツエナジーが脈打つ。 |
IMPUL R32-Rの血統を受け継いだ特別仕様車。 |
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3. GENUINE OPTIONAL PARTS, NISMO, IMPUL ......
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01 オプショナルパーツカタログ 純正オプションカタログ。リーボック号の写真がたくさん掲載されています。カルソニック号の登場が少ないのは何故でしょう?M/C後しばらくして、日産純正オプションブランド「navan」が登場。それに伴いオプションカタログも改版されましたが、当方未所有です。 (91年8月発行) |
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02 NISMO
パーツカタログ 表紙ではVスペックⅡがサーキットを疾走しています。このカタログはR33登場後の96年3月に発行されたもの。この時期はまだNISMOロゴが大文字の時代ですが、R32現役時に販売されていたRB20DET車用インタークーラーは、生産廃止になってしまいました。 (96年3月発行) |
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03 販売価格表 販売会社で作成された販売価格表。裏面にはディーラーオプションが紹介されています。掲載車種は、2ドアGTS25 TypeSと4ドアGTS TypeS。 (91年8月発行) |
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04 ライナーノート マイナーチェンジ時に配布されたライナーノート。掲載されている写真の中に、1枚だけ前期車両の写真が紛れ込んでいます。後期型主管 田口さんのインタビュー記事掲載されています。「(RB25搭載車の足回りは)TypeMに比べて10%ぐらいマイルドな味付けに・・・」なんてマニアックなお話が出てきます。 (91年8月発行) |
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⇒ L’air du soir! |
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05 IMPUL R32R こちらはIMPULが作成したパーツリスト。R32-Rで使用しているパーツ(エアロパーツだけでなくBLASTマフラーにも!)には、日産の純正部品番号が付与されています。 |
4. ENCYCLOPEDIA
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01 新型車解説書(追補版2) 「R32型系車 変更点の紹介」 資料コード:F006670 マイナーチェンジによる変更点を掲載。RB25エンジンや5速ATについて、詳しく解説されています。 (91年8月発行) |
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02 整備解説書(追補版) 資料コード:A006021 新型車解説書同様、マイナーチェンジに伴う仕様変更・追加項目に対応した内容。89年5月発行分の整備解説書と併用する必要あり。 (91年8月発行) |
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03 新型車解説書(追補版3) GT-R仕様変更の紹介 資料コード:F006706 GT-Rの仕様変更についての紹介。Vスペック追加、クラッチ構造変更(プッシュ式→プル式)、N1仕様車のタービンローター材質変更(セラミック→メタル)など、GT-Rファン大喜びの内容です。 (93年2月発行) |
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04 主要部品カタログ Pub No.DC-747S 限定車を含めた全車両のモデル記号や車種記号の解説、主要部品のイラスト、部品番号を掲載。車体番号から生産年月がわかる「月頭シャシーNo.一覧表」も載っています。 (98年7月発行) |
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