車検

　パパスカが納車されたのは平成2年2月末。当時中学生だった当方は、20年以上も一緒に過ごすとは想像していなかったと思います。納車から

21年・・・ミッションブローや事故など、何度も訪れた廃車の危機を乗り越えて、10回目の車検です。

●車検 10回目の車検です。本当は落第点なのに、主治医のお情け（？）で車検＆点検をパスできている状況・・・相変わらずの”ポンコツっ振り”。ですが、前回車検時にアッパーリンク＆ロアリンク etc² あまり陽の目を見ない”縁の下の力持ち”的（そのくせソコソコ高価な）足廻り関連部品を新調し、『今回は点検のみ⇒ショックアブゾーバーを新調できるかな♪』なんて妄想をしていましたが・・・そんなにうまくいく訳無いですね。タイミングベルト、クーリングファン、LLC＆ATFパイピング・・・「♪交換部品が止まらない（C-C-B風に）」。前回車検に引き続き、今回も交換部品満載でした。	●走ってみてエンジンの掛かりが今イチ・・・心配は走り出す前から始まります（汗）。何時セルモーター他電装系一式交換になることやら。ですが、一度掛かってしまえば6気筒の”こもり音”は健在で、6,000rpmまではのんびりと老け上がる・・・ではなく吹け上がります。問題なのは足回りで、キレイに舗装された道路ですらガタガタ振動を発しています。前回車検でリンク類を新調したのに振動変わらず。一体何のために交換したんだか。早くショックアブソーバーとブッシュを新調したいけど、予算委員会の審議を受けられません。	●走行距離現在の走行距離は19.8万km。車検証記載の走行距離は・・・ ●19年3月15日　179,400 km ●21年3月25日　189,100 km ↑こんな感じです。毎日往復20kmの通勤＋実家帰省で年間走行距離は約5,000km。いつかケンメリの木といっしょに記念撮影したいなぁと思うのですが、出先で走行中エンスト⇒大渋滞を引き起こすのが怖くて遠出はできません。ケンメリの木との記念撮影も妄想で終わること間違い無し。	20万kmまであと少し！。前回車検証より。




●クーリングファン 21060-72L00 タイミングベルトやファンベルトは『交換するもの』という認識がありますが、クーリングファンを交換することになるとは思いませんでした。よく見ると数箇所にクラックが入っています。さすが7,000rpm常用（ウソ）。設計上20万kmは想定外でしょうか？。	●ウォーターポンプ 21010-70TY5 プーちゃんが8万km走行時に交換したのに、パパスカは19万km超まで放置・・・可哀想に。フィンは無傷でしたが、冷却水のリークした形跡が。万能選手の液状ガスケットも、塗布後20年以上経過したらシーリングの役目を果たせなくなるか。お疲れ様でした。	●タイミングベルト AY440-NS014 歯の摩耗や歯欠けなどの目立った劣化は無く、パッと見ではまだまだ使えそうな印象でしたが、よく見ると（やはり）細かいクラックが発生していました。前回交換したのは何時だったっけ？主治医が交換を推奨するのをしばらく・・・少なくとも2～3年・・・無視していました。切れる前に交換できて良かったです。	●アイドラプーリー/ベルトテンショナー AY660-NS001、AY460-NS010 「タイベル交換の際、同時に交換できる部品は交換してください」という当方依頼に対して、主治医に交換を奨められた部品。ベルトテンショナー、アイドラプーリー共に、外観上劣化している様子は無く、摺動部のゴムも亀裂無し。ひょっとしたら交換しなくても良かったかもしれませんが、次回タイベル交換時＝30万km！？まで放っておいていいのかなぁ・・・と考えると、主治医に従って正解だったかと（思うようにします）。




●サーモスタット 21200-42L06 サビまくっていますが、きちんと76.5℃で開弁していたのかな？サーモスタットの点検方法は・・・①サーモスタットのバルブ部に糸をはさみ、水を入れた二重容器に入れ、攪拌しながら加熱する。②サーモスタットが糸から外れ落ちた時の水温（＝開弁温度）を確認・・・結構原始的な方法なんですね。	●点火プラグ BY483-BCPR5 費用は高くつきますが、交換したプラグの数（＝6本）を見るとニヤケてしまいます。6気筒バンザイ。役目を終えたプラグは6本すべて『くすぶり』の状態。中心電極～ガイシ部分までカーボンが付着して真っ黒・・・失火していますね。くすぶりの原因は、燃料噴射装置（インジェクター）不良、連続低速運転等がいろいろある様ですが、今回のくすぶりの原因は？です。乗った都度5,000rpmくらいまでは回していたのですが、あまり効果はなかった模様。	●イグニッションコイルハーネス 24079-01U00 ウォーターポンプ同様、19万km超えまで放置です。ハーネスが起因となる不具合は発生していない気がします（プラグ『くすぶり』の一因になった！？）が、プラグ交換のついでに交換。それならイグニッションコイルも交換すべきかと思いますが、予算オーバーでございます。イグニッションコイルの新調は、NG症状出たら考えます。	●インレットウォーターパイプ 11060-72L00 LLCの交換をしばらく怠っていましたら、大変なことになっていました・・・LLC周りの配管・ホース内部、ラジエターキャップはサビサビで、インレットウォーターパイプに至っては腐食が進行して穴（！）が開いています。こんな状態で漏れなかったのが不思議です。インレットウォーターパイプ、ラジエターホース（ロア＆アッパー）、ATオイルクーラーホース等、LLC＆ATF回りの主要なホース類とラジエターキャップは交換しましたが、ラジエターは新品投入の予算が無かったので、内部洗浄で暫定処置。