カタログ(R32 GT-R)

R32 GT-Rのカタログです。


1. REGULAR

 

01  

01 4WDシリーズカタログ


R32スカイラインが登場したのは'89年5月。この時発売が開始されたのは2WDシリーズのみで、4WDシリーズは8月からの発売でした。このカタログは発売前に発行されたもの。4WDシリーズのカタログなので、GTS-4も載っています。

(89年5月発行)

 

↑GT-R。

 

↑GTS-4。

 
               
               
02  

02 前期型カタログ


前期型カタログ。設定ボディカラーは全5色でした。(#KH2、#KG1、#TH1、#AH3、#732)

    設定ボディカラーがイラストで紹介されていますが、イラストだと色の雰囲気が伝わりませんね。  
               
               
03  

03 中期型カタログ


R32基準車のマイナーチェンジに伴い、GT-Rもマイナーチェンジ。表紙はフロントマスクの写真となり、前期カタログよりも”押し”が強くなりました。(グリル、フェンダー、バンパー・・・GT-Rの顔は、基準車よりも攻撃的です。)パッと見ではわかりませんが、前期カタログよりも少しだけカタログサイズが大きくなっています。

    マイナーチェンジによる変更点は、プロジェクターヘッドランプ意匠変更、センターコンソールリッドのシボ加工追加など、基準車の変更内容にほぼ準拠しますが。前期型からグレーだったメーター文字盤の色や、GTバッジの意匠については変更ありません。前期型ではGT-R専用だったオーディオ(アクティブサウンドシステム)は、マイナーチェンジ後は基準車と共通になりました。

ボディカラーについては、#KH2、#AH3、#732、#TH1が継続、#KL0が#KG1と入れ替え、#326と#BL0が新規採用となりました。

 
               
               
04  

04 後期型カタログ


スカイライン グループAレース3年連続完全優勝記念仕様「Vスペック」が追加されました。#BL0、#TH1は注文生産色になりました。クラッチ構造がプッシュ式→プル式に変更されましたが、カタログには記述がありません。(新型車解説書を参照しましょう。)

(93年2月発行)

     
               
               
05  

05 後期型カタログ


Vスペック追加後のカタログ改版。ラインナップは不変ですが、設定ボディカラーが変更されました。

(93年8月発行)

    #BL0、#TH1が廃止され、設定ボディカラーが全5色になりました。  
               
               
06  

06 後期型カタログ


スカイライン グループAレース4年連続完全優勝記念仕様「VスペックⅡ」が追加されました。カタログ表紙に「VスペックⅡ登場」の文字が入るとともに、”リサイクルペーパー使用”の表記が無くなりました。

(94年2月発行)

    VスペックⅡ登場後もVスペックは並売されています。

'90年~'93年の4年間に渡ってJTCタイトルを獲得したGT-R。'90年タイトル獲得記念:Vセレクション、'91年:VセレクションⅡ、'92年:Vスペック、'93年:VスペックⅡ・・・毎年JTCタイトル獲得記念車が発売されていました。

 
               
               
07  

07 後期型カタログ


R32スカイラインGT-R最後のカタログ。Vスペック、VスペックⅡの販売が終了し、標準車のみのラインナップになりました。設定ボディカラーの5色は変更ナシ。

表紙の写真は、従来のカタログの中で使用されていた写真。カタログを見る限り、今回の改版で新たに撮り直した写真は無いと思われます。

(94年9月発行)

    一般的には、とても重宝される最終型。ただ、「熟成された」という見方ができる一方で、年々コストダウンされていく変更箇所も少なからず存在する(例えばトランク内テールランプ部の”フタ”)ので、一概に「最終型がいちばん!」とは言えない気がします。(人それぞれですね。)  
               
               

 


2. SPECIAL EDITION

 

01  

01 GT-R NISMO


グループA参戦のため、NISMOが冷却性能、空力、高速耐久性をチューニング&プロデュースを行った、GT-R NISMO。メタルターボ採用の理由「数秒を争うピット作業など交換時の整備性・信頼性においてまさるメタルターボを重視した結果」やエビス様(ABS)非装着の理由、”GT-R NISMOの意味するもの”などの解説/うんちくが2ページに渡って記載されています。

(90年2月発行)

 

↑サーキットを志向する、スカイライン・ファンのために。

 

↑エアロパーツ4点セットの写真が載っています。(フードトップモール、エアインテーク、大型マッドガード、小型リヤスポイラー)

 
               
               

 


3. GENUINE  OPTIONAL  PARTS

 

01  

01 オプショナルパーツカタログ


OPTカタログその1。基準車と共通のオプション品が多いです。

(91年1月発行)

 

GT-Rが見果てぬ夢 スカイラインはS54Bの時代から「羊の皮を被った狼」と称された。今、GT-Rはより研ぎ澄まされて我々の前にやって来た。プロジェクターフォグランプを装着した鋭い眼光、

 

BBSアルミロードホイールを奢ったしなやかな足、リヤフィニッシャー、ボディサイドステッカーでの自己主張。・・・・・・GT-Rはこれ以上我々になにをもたらそうとするのか。

 
               
               
02  

02 オプショナルパーツカタログ


OPTカタログその2。GT-R NISMOに装着されたフードトップモール、小型スポイラ-、大型センターマッドガードが新規オプションとして設定されました。

(91年8月発行)

 

↑Reebok号の姿が見えます。

 

↑BBSホイール。

 
               
               
03  

03 オプショナルパーツカタログ


OPTカタログその3。navanブランドの部品が紹介されています。注目すべきは、インタークーラーエアガイドという部品が追加されたこと。「N1耐久レースのために開発された、インタークーラーの効率アップを可能にするチューニングアイテム。」カーボンファイバー製で、お値段66,600円なり。

(93年3月発行)

 

↑navanのステアリングは@44,900円。

 

↑インタークーラーエアガイド。